『FREETEL Priori 5』購入 & FOMA契約でドコモメールを設定

母親の『らくらくホン』の調子が悪くなったので、FOMA回線が使えるSIMフリースマホFREETEL Priori 5』を購入しました。

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同時に購入した液晶保護フィルムは3枚入り

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本体開封。

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実は以前より調子が悪かったのですが、この機会にスマホデビューさせようと昨年より、私の『P8 lite』を貸し出して「LINE」を使って貰ってました。ようは、ガラケースマホの2台持ちですね。通話は『らくらくホン』、キャリアメールの代わりに『P8 lite』で「LINE」という感じ。契約先は通話「ドコモ」、データ通信「IIJmio」です。

で、今回は2台持ちを1台にまとめようと、DSDSのスマホを購入したわけです。この機種を選んだのは、価格と簡易ニューの「らくらくモード」が使える事。性能は低いですが、普段使いする「通話」、「メール」、「LINE」には影響がないと判断しました。

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裏ブタを開けると、「電池」、「SIMカード」、「microSDカード」がセットできます。「SIMカード」はnanoSIM × 2 でDSDS対応です。

 

移管手順ですが・・・

  • ドコモショップでSIMサイズの変更(「標準SIM」から「nanoSIM」)
  • iモード契約にSPモード契約を追加(「SPモード(iモード契約可)を追加」)
  • ドコモメールの利用設定
  • iモードメールアドレス」と「ドコモメールアドレス」の入れ替え

この4つが今回の機種変更のキモです。今まで使ってた端末のデータバックアップや移管は通常の機種変更時と全く同じ手順なので問題ありませんが、FOMA契約のガラケーから契約をそのままでスマホへ移管する事が難関となります。さらに、今まで利用していたiモードのメールアドレスをドコモメールに移管してスマホのデータ通信で受信できるようになれば、通話を含め現状と変わらない通信環境を構築する事ができるわけです。

 

ドコモショップでSIMサイズの変更

これは、ドコモショップで「契約をそのままでSIMカードのサイズを「標準SIM」から「nanoSIM」に変更したい」と依頼すれば、簡単に変更可能です。「SIM変更後、仮に新しい端末で使えなくて元に戻す場合、再度SIM変更手数料が掛かる」等、さまざまな確認はされますが、こちらがOKであれば、問題なく手続きは完了します。

 

iモード契約にSPモード契約を追加

実家に帰宅後、オンラインの「my docomo」から変更しました。dアカウントが必要ですので、無い場合は新規登録が必要です。こちらも、契約変更の手続きで、「iモード」に「SPモード(iモード契約可)」を追加する形となります。「iモード」を解約、「SPモード」を契約でもOKですが、いざとなれば、ガラケーに戻れるように保険を掛けました。料金は「iモード」と「SPモード」の2つを契約すると「ISP割り」適用となり、それぞれが150円引き(半額)となるので変わりません。

 

ドコモメールの利用設定

これが一番の難関です。ドコモメールの利用設定は、ドコモとの契約SIMカードを使ってデータ通信を行い、オンラインで設定する必要があります。Xi(LTE)通信(通常のドコモのスマホ契約)の契約SIMカードであれば、LTE対応スマホで通信&利用設定が可能ですが、FOMA通信の契約SIMカードの場合、LTE通信が利用できないので現状販売されているスマホではデータ通信する事ができません。LTE(4G)対応スマホではなく、3G対応スマホが必要になります。私の場合、「iPhone4(SIMフリー)」を持っていたので、これにFOMASIMカードをセットして通信する事にしました。APNに「spmode.ne.jp」に設定するとFOMAカードでの3Gデータ通信が可能となります。my docomoへアクセス後、途中でエラーが発生してスムーズには行きませんでしたが、なんとか設定が完了しました。設定時は新規のメールアドレスが割り当てられる(文字列はランダム)ので、任意のアドレスに変更して完了となります。注意点は、「spmode.ne.jp」での通信はFOMAでのデータ通信となり、パケット料金が発生します。母親のFOMA契約は「パケホーダイダブル」だったので1パケットが0.08円で計算されたようです。

#手持ちの「iPhone4」についての記事はこちら

den-o-suke-c.hatenablog.com

 

iモードメールアドレス」と「ドコモメールアドレス」の入れ替え

 これは、2つのSIMカードをセットしたDSDS設定後の『Priori 5』でmy docomoにアクセスして実施できました。なので、ドコモメールの設定とは異なり、「IIJmio」契約のSIMカードでも入れ替えが可能という事になります。注意点は、入れ替え後は「dアカウント」が変更されます。例えば、dアカウントをiモードのメールアドレスで作成し、ドコモメール設定後にiモードメールとドコモメールのアドレス入れ替えを行うと、dアカウントがドコモメールで設定したアドレスに変更されます。入れ替え後からは、my docomoへのアクセスは「dアカウント」にドコモメールの設定アドレス(入れ替え後のiモードメールアドレス)を入力する事になります。

例)こんな感じになりました

★アドレス入替前

dアカウント        123456@docomo.ne.jp      

iモードのメールアドレス 123456@docomo.ne.jp     

ドコモメールのアドレス  abcdef@docomo.ne.jp

★アドレス入替後

dアカウント        abcdef@docomo.ne.jp      

iモードのメールアドレス abcdef@docomo.ne.jp     

ドコモメールのアドレス 123456@docomo.ne.jp

 

そして、これらの作業で発生した費用がこちら

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ISPセット割り」も反映されています。SIMカード変更手数料は2000円(税抜き)。今後、ガラケーは使わないので「ケータイ保証お届けサービス」はこの後、解約しました。

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ドコモメールの利用設定での通信料。約37000パケットも使っています。ここがスムーズにいけば、少し費用をおさえれるのですが・・・。

 

以上、時間が掛かりましたが、なんとか『Priori 5』でFOMA通話+格安データ通信を実現できました。移管の作業で一時的に請求額は上がりますが、その後はドコモ契約の「タイプSバリュー」+「パケホーダイダブル(基本料のみ)」と、IIJmio契約の「ミニマムスタートプラン」での月額約3400円で収まりそうです。

ちなみに『Priori 5』の処理能力が気になったので、「ツムツム」をプレイしてみましたが、スキル発動時などに途中で動きが一瞬止まるような感じを受けました。スムーズに動くようなら自分用にも『Priori 5』を購入しようかなと考えてましたが、購入は断念します。今後、発売されるDSDS対応機種に注目していきたいですね。