哀悼 西城秀樹さん
私が小学生の頃、空想物のヒーローは『仮面ライダー』、プロレス界のヒーローは『アントニオ猪木』、そして、芸能界のヒ―ローは『西城秀樹』でした。EP盤やLP盤を買って、スピーカー付きのレコードプレイヤーでよく聴いてました。「傷だらけのローラ」が聴きたくて、収録されたLPを購入したのですが、肝心の1曲目に収録された「傷だらけのローラ」の伴奏部分で針が飛ぶんです。レコード屋さんで交換を求めましたが、店のプレイヤーでは何故か飛ばない。結局、交換できずにそれをずっと聞いていた思い出があります。出演されていたドラマ「寺内貫太郎一家」も観てましたし、映画「愛と誠」も観に行きました。「寺内貫太郎一家」は今年再放送されていたので、このブログでも取り上げましたね。映画「愛と誠」は今のシネコンのように完全入替制ではないので、席を陣取り映画館に居座って2度観たと記憶してます。同時上映ありの2本立てだったので、結構長い時間映画館にいた事になります。
近年は、闘病生活をおくられていてテレビで見掛ける事が少なくなっていましたね。本日の突然の訃報には当然驚きましたが、その後は仕事中ずっと、ヒデキさんの曲が頭の中でぐるぐる駆け巡っていました。いい曲が多いですね。私は、デビューに近い年代の曲では「青春に賭けよう」、それから少し経って「薔薇の鎖」、「傷だらけのローラ」等が好きですが、中でも一番の名曲と信じて疑わないのが、「ラストシーン」です。なんか、伴奏から良いんですよ。子供ながら、この「恋愛の結末=別れの歌」にものすごく惹かれてました。歌詞よりもメロディーが気に入ってたんだと思いますが、歌詞もすごく良いです。ぜひ、機会があれば聴いてみてください。
私の過去のヒーローは、平成仮面ライダーシリーズ、プロレスブーム等、時代にあった代替者が登場していますが、ヒデキさんに代わる者は出てきていません。本当に一つの時代が終わった感じです。
63年間お疲れ様、そして、ありがとうございました。
私たちに多くのメッセージを届けてくれた西城秀樹さんへのお礼と共に心よりご冥福をお祈り致します。